鹿児島1日目
2月6日のレクチャーイベントの話は、近々レビューを書くのでそれ以外のお話。
6日→レクチャー開始時間まで山中氏と廣瀬氏とで、天文館近辺の建築巡り。
まずは、鹿児島カテドラル・ザビエル教会。
坂倉建築研究所が設計。大聖堂はザビエル渡航の船がイメージされているようだ。ハイサイドライトには赤と青のステンドグラスが使われており、僕たちが訪れたときはその2色が混ざり合うオレンジに近い光で満た時間帯。一日中ここにただずんで光の変化を感じていたい、そんな空間。小聖堂もとても気持ちの良い空間のボリューム。こちらは、ノアの箱舟をイメージされているとのこと。壁と屋根が切り離されており、屋根が浮いているような、そこから差し込む光もとても気持ちがよかった。
次は中原祐二建築設計事務所が設計したS Clinic。
高崎正治さん設計の建築しかり、鹿児島には突如としてこういったデザインの建築が現れる。京都ではみないなぁ。風土が許すのか、クライアントが寛容なのか。
次、次。鹿児島県産業会館。
作者は不明。1967年開館。ピロティー棟とその柱に対比としての高層棟、階段の意匠など、昭和のモダニズムの良質さが現れてて好きです!とても健康的!!!
次、次、次!レトロフト。
昭和41年に建てられたビルをリノベーションして、ギャラリー、古書店、飲食店が入る。主要都市では見慣れた手法だけど、地方都市でどのように活用されているのか。利用される頻度や収益の見込みがどの程度あるのか疑問は残るけど、地元で活動する人たちの世界中への発信の場とになったらいいなぁ。
初日最後は、鹿児島大学稲森会館。
安藤忠雄さん設計の卵型ホール。京セラ名誉会長の稲森氏が寄贈されたことでも有名。卵、はみ出ちゃってます。
ということで、この後、レクチャーイベントに参加するため会場に!(この時点で約束の時間を大幅に超過(笑)
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